家事の楽チン化の代表製品の一つ
食器洗浄機
皆様も、ご家庭に備え付けている方多いかと思います。
私の家でも、大活躍。でした。
家を建てた時に、一緒に組み込まれていたので、どうしても欲しい。とかの理由はなくあるならばいいね。程度でしたが、使ってみたら本当に楽チンで、もう食器洗いの煩わしさから解放された最高の気分になりました。
ところが。。。
食器洗浄機は面倒なことがいっぱい
食洗機を使い始めて、最初の頃は、楽しくて、楽チンで喜んで使っていました。
しかし、徐々に面倒なことにも気がつき始めます。
面倒なこと1 箸やフォークが、回転体部分に挟まる
これは、食洗機あるあるの上位に食い込む現象ではないでしょうか。挟まるとどうなるか。水流が止まり、しかも洗浄工程は、プログラム通り進んでゆく。油汚れや、ご飯のついた食器が、洗い落とされないまま、進行し、乾燥工程を経て。。。
そう、汚れがぎっしりついたまま、乾燥され食器にへばりついてしまうのです。これを落とすには、ちょっと粗めのタワシなどでゴシゴシ洗うか、しばらく水に浸して、もう一度洗い直さなければならないのです。なんのための食洗機だ!と思うながら、注意しながら日々使ってきましたが、忙しい時に限ってこの様なミスを犯すのです。仕事から帰ってきて、さあ、夕食の準備で食器を出そうか!と開けた途端のがっかり感。皆さんもこの様な経験はありませんでしたか?
面倒なこと2 専用洗剤が切れると使い物にならない
食器洗浄機は専用の洗剤を使う必要があります。メーカー指定の洗剤を使うのが一番良いのですが、それでも一般汎用品のものでも、必ず
食器洗浄機用洗剤
を用意する必要があります。もし洗剤がなかったら。。。食洗機は機能しません。食洗機は高温洗浄を行うので、洗剤なしでもある程度汚れを落とせますが、十分な洗浄は期待できません。結局手洗いをすることになり、一般食器用洗剤も用意してく必要があるんですね。
じゃあ、一般の食器洗剤を入れれば良いんじゃないか??と思ったあなた。
しようするとこんなことになります!
そう、食器洗浄機内は泡だらけ。これを除去するのは本当に大変です。
食器洗浄機専用の洗剤は泡立ちがほぼゼロなんです。洗浄力の強い(界面活性剤)化学薬品を用いて高温とともに汚れを剥離しているのです。なので泡立ちは不要。
試しに、食器洗浄機専用洗剤で手洗いすると、手のひらはヌルヌルして、ヒリヒリと痛みを感じ、それでいて、汚れは落ちず、ゴシゴシを頑張らなければならないことがわかります。
高温(手では触れられないくらいの高温 80度くらい?)で、効果を発揮する洗剤なのです。
これを準備しておくことがとても煩わしいと感じました。
面倒なこと3 皿、茶碗、プレート、それぞれ、しっかり向きを考える
使い始めて最初の頃は、パズルを組むような気分で楽しかったのですが、長らく使っているとそれも煩わしくなってきます。忙しい日々が続くと、洗っていない前日の汚れた食器もあって、一気に食洗機に詰め込んで全部いっぺんに洗ってやろう。と横着を考えます。これやってしまうと、結局汚れた食器が完了時に登場します。食器洗浄機にはそれぞれ食器の許容量が決まっていて、それを超えてしまうと、洗い切れない結果になってしまいます。
私の家庭は、5人家族、食べ盛りの子供が3人いると食器の量も半端ではありません。これを一回で洗おうとすると。。。。あらゆる隙間に詰め込んでしまい、結果、食器洗浄機内は汚れた水で食器を洗い続けることになり、完了後には、食器に汚れが付着したまま、登場します。また詰めすぎると、噴水状に放たれる温水が食器に当たらない箇所も多くなり、これも洗い切れない原因となってしまいます。
食器洗浄機に入れる前に、軽く手洗いをすれば、結構解決できる問題なのですが、それって本末転倒?私は一切の手洗いを省きたくて使っているのだから、そんなことしたくないよ!と思う私は是横着すぎですか?
そして食洗機が壊れた時
そんな、煩わしい、食洗機との戦い?を繰り広げていたある日、食洗機が、エラーメッセージと共に、動かなくなってしまいました。
メーカーに電話して、修理依頼をしましたが、すでに15年以上使っているので、今回修理しても、また同じ現象が起こる可能性は結構高いとのことです。
新品に買い替えるか、修理をするか迷っていたところ、嫁が
もう食洗機無くして手洗いにしない??
んん?目から鱗。生活を楽チンにするはずの機器が、今は煩わしい製品になっている。
そうか!無くすという選択肢!さすが私の嫁??!!いい提案だ!
そこで、早速、実行に移します。
食器手洗いの天敵 洗剤による手荒れ
嫁は、洗剤による手荒れが非常に顕著で、提案したものの、懸念はしていました。手袋をつけて洗うのもまた煩わしいし。いっそ潜在なしってのは?と考えて、思い出すのが、昔の生活。亀の子束子やヘチマを乾かしたあれで洗っていたなあ。と。もちろん今と違って、食事の油は全く違い、汚れの度合いは比ではないくらい今の方がひどいです。でも、やってみよう
買ったのは、亀の子たわしとヘチマたわし
どれだけの効果があるかわからないけれど何はともあれ試してみよう。
ヘチマたわし
ヘチマたわしは、Ammazonで購入しました。
色々な種類が売っていますし、それほど高価なものではありませんので、自分のお好みで選んで良いかと思います。
亀の子たわし
へちまのたわしだけでいけるかな?と思ったのですが、フライパンや鍋、ザルなどを洗うには、やはり昔ながらの亀の子たわしが強い味方です
こちらもAmazonで、色々と多くの種類が売っています。
私は、値段も鑑みてこれを選びました。
でもちょっとサイズが小さくて大きい鍋とかを洗うときにちょっと不便でした
こちらのサイズは
幅約85mm×奥行き約55mm
もう一回り大きいくらい。手のひらで握って余るくらいのサイズが良いかもしれませんが、それは人それぞれ使いやすいものを選びましょう
参考までに、このくらいのサイズがあった方がいいな!と思うのはこれです
幅約112mm x奥行き約84mm x 5.08 cm
亀の子たわしの老舗 亀の子束子西尾商店が取り扱っているもので、
1号
と呼ばれているみたいですね。これを基準に考えるといいかもしれませんね。
実際に使ってみて
へちまたわしの威力はすごいです。ちょっとした、食器の汚れは、水洗いとともに、きれいに洗い流せます。
油汚れや、ケチャップなどのこびりついた汚れもぬるま湯と共に擦り落とせばきれいになります。洗剤は一切使っていません。
しかし、ザルや汚れたフライパンにはへちまたわしでは、うまく汚れが落ちませんでした。
ザルはこのように、細かい網目になっていて、その隙間にたくさんの汚れが詰まりますよね。
へちまたわしでは、隙間に詰まった汚れをかき出すことができないので、やはり亀の子たわしが高価的です。
汚れたフライパン
見るのも嫌ですね。強力な洗剤が必要そうに見えますが、水をかけ流しながら亀の子たわしで、こすれば、容易に洗い落とせます。
また、鉄製のフライパンを使っている方も多いかと思いますが、洗剤で洗うと、皮膜の脂分まで流してしまうので、乾かすとあっという間に錆びたりませんか?
実は亀の子たわしで洗うと、若干脂分を残して洗い上げてくれます。洗い終わった後、水滴が弾いているのがよくわかります。なので、乾燥した後も、ほとんど錆びることないので手入れがとても簡単です。もちろん心配な方は、しっかり水分を拭き取って、油を塗っておくことをお勧めしますが、私は、洗剤なしの亀の子たわし洗いを行ってからは、鉄フライパンに油の塗布をしなくなりました。
本当に楽チンです。
手洗いの天敵 手荒れはいかに??
これもとても効果があって驚いています。手荒れや爪割れはほとんど発生しないんです。やはり、手洗いの時に手荒れを起こす要因のほとんどは洗剤なのだということがわかりました。もちろん、お湯などで食器を洗った後は、ちょっと手のひらが乾燥しがちになりますが、この場合は、ハンドクリームを塗るよう気をつけています。
洗剤で食器を手洗いしていたときはハンドクリームをいくら塗っても、手荒れや爪割れはひどかったけれど、洗剤を無くしたことで、食器の手洗いにいよる手荒れはほとんど解決したと思います。
食器洗いを手洗いにして良かったこと/良くなかったこと
食器洗浄機が壊れたことで、食器の手洗いに切り替えたことで、いいことずくめ。
良かったこと
1.ガス代が、下がった感じ。
いつもより、1000円弱、安くなった感じです。高温の水を使用するので結構なガスを消費しているようですね。水道代は、2ヶ月に一回の支払いで、かつ、使用量単位がm3(立方メートル)なので正直、節約しているかどうかは、わかりません。
2.シンク内の汚れた食器の山がなくなった。
これは、マインドの問題ですが、食器洗浄機があった頃は、いつでも洗える!食器洗浄機に入れておけばいいのさ!という気持ちで、どんどん先送りにして、結局、食洗機に入らない程の汚れた食器が積み重なっていました。手洗いにしたことで、すぐ片付けないと、その後の食事に支障がある。と思うことで、素早く片付けられるようになりました。
3.洗剤代がほとんどかからなくなった。
食洗機専用の洗剤は結構減りが早く、しかもいい値段がします。
私は、
これを使っていました。結構いいお値段しますよね。1ヶ月に1袋か多い時には2袋使ってしまいます。
これがなくなったことは、金銭的にも精神的にも、置き場所スペースも軽減されました。
良くなかったこと
1.洗い終わった食器はキュッキュ!としていない。
洗剤(界面活性剤)がないため、食器についている油分などを完全に払拭することはできません。なので、乾燥後も食器はなんとなく、ヌルッとしています。これを良しとするか、拒絶するかは人それぞれです。完全にキュッキュ!っとしていないと絶対嫌だ!という人には洗剤を排除することはできないでしょう。
2.ガラスのコップ、ワイングラスの汚れが気になる
これも上記の原因と一緒です。完全に油膜は落とせないので、グラス類は、ちょっと曇りがち。私は、よほど汚れている時や、ワイングラスをピカピカに仕上げたい時は、高温のお湯(40度以上)で洗います。これで一応、曇り無いグラスの洗い上げは完了できますので試してみてください。
それでもやっぱり洗剤はあった方がいいよね。というときも正直私はあります。ワイングラスの縁についた、肉の汚れが唇を介してこびりつきます。これはなかなか落ちないし、力を加えて洗って過て割ってしまったら大変。
そこで、私は、この洗剤を緊急用に用意しています。
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百円ショップなどで、洗剤用のポンプボトル(洗剤ディスペンサー)に詰め替えて使っています。この時、手荒れを軽減させるため、半分くらいの比率で水に薄めています。
また、この洗剤は、風呂場や、家中の様々な場所にも使えるので、これ一本あれば、掃除にも使えるので一石二鳥、三鳥となるわけですね。
でも洗剤を使った後は手肌のケアは忘れずに行ってくださいね。
まとめ
食洗機が壊れたことで、思い切って食器の手洗いを実行を行った結果、本当に良かったことが増えました。
- シンク内の食器の山がなくなった(個人的な性格の問題ですが)
- 洗剤代が軽減された
- ガス代が減った。
- 手洗いでは、洗剤も無くしたので手荒れも軽減
- 夫婦一緒に食器を洗うので愛が深まった??(個人的な気持ちです)
いかがでしょうか。食器洗浄機に?を感じている方、これを機に食器の手洗いにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。食器への愛着も湧き、料理も楽しくなりますよ!
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